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Solitex Fronta Quattro connect
ソリテックス・フロンタ・クアトロ・コネクト

概要

 
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ソリテックス・フロンタ・クアトロ・コネクト
すのこ状の外壁向け 透湿防水ハウスラップシート

 

透湿性で湿気を解放、防水性で断熱構造を保護

  • 細孔のないTEEE機能メンブレンが水分を積極的に取り込み外部に排出します。
  • JIS規格の要求値を大きく上回る高い防水性です。
  • 幅広い耐熱性、高い耐久性と対紫外線性で外壁を長期的に保護します。
  • シート施工後の暴露期間は6か月まで。柔軟な建築計画が立てられます。

 

適用

すのこ状に隙間のある外壁(隙間の最大幅めやすは20㎜)。隙間の無い外壁にも。
このシートは断熱材の外側に施工します。


機能

 

モノリシックで微細孔の無い革新的な機能性メンブレンが、水分や湿気に対する最適な保護を提供します。メンブレンの分子鎖がアクティブに湿気を取り込み排出。冬の結露凍結からも可能な限り最良の方法で断熱構造を保護します。
 

  • 吹き付ける雨に対する高い防水性能
  • JIS防水試験で100kPa以上の数値を達成
  • メンブレンの分子鎖が湿気を活発に排出
  • 毎日の激しい温度差に対する幅広い耐熱性
  • 三層構造の高い強度、釘穴にも強い引裂強度
  • 作業効率を上げる扱い易さ
  • 「コネクトシリーズ」ではシート端に接着剤が付いているので施工スピードが上がります
  • シート施工後6か月以内に外壁を仕上げてください
左:従来の微細孔構造 右:ソリテックスの網目構造


すのこファサードの壁構造

仕上材を水平に取付ける場合

このシートは断熱材や木質パネル等の上(外側)に直接張る事ができます。

  • シートの外側には最低でも18mmの通気層。
  • 仕上材取付間隔(隙間)のめやすは15~20mm程度。最大で25mm。
  • 仕上材の高さは隙間幅の3倍以上。
  • 乾燥を促し雨水を回り込ませない工夫として仕上材をやや斜めにカット。めやすは25~45°。

壁構造の例(横から見た図)

仕上材を垂直に取付ける場合

このシートは断熱材や木質パネル等の上(外側)に直接張る事ができます。

  • シートの外側には最低でも18mmの通気層。
  • 仕上材取付間隔(隙間)のめやすは15~20mm程度。最大で25mm。
  • 仕上材の高さは隙間幅の3倍以上。
壁構造の例(上から見た図)


施工

●表側(印刷面)を手前にし、たるみやしわを作らないように施工します。
 
●シートとシートの重ね合わせはテスコン等の粘着テープで貼り合わせます。コネクトシリーズではシート端に接着剤が付いているので、貼り合わせが容易です。
 
●外壁仕上材を取り付ける胴縁をあらかじめ黒く塗装しておくと、仕上材の隙間から見えにくくなります。
 
●木製以外の胴縁を使用することもできます。耐久性、耐候性、耐紫外線性に十分に優れたものをお使いください。

 
●シートの上に胴縁を取付ける前に、テスコン・ナイデック(釘穴をふさぐ効果のある両面テープ)を胴縁の裏側(シートに接する面)に貼ってください。その後胴縁をシートに貼り付け、設計に基づいた間隔を設けてネジまたは釘で固定してください。釘やネジは非腐食性(防錆性)のものを使って下さい。
 
●胴縁取付後に仕上材を取付ける際には、ステンレススチール製で胴縁の厚さを超えない長さのネジを使い、ネジがシートに傷をつけたりシートを貫通する事を避けてください。
 

LinkIcon 施工説明PDFを見る/View the installation instruction PDF
LinkIcon ドイツ建築マイスターの施工PDFを見る/View the construction explanation PDF of the German architectural meister
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印刷面を手前にしてシートを軒と平行に広げます。幅10mm長さ8mmの亜鉛メッキタッカー針で固定します。

印刷面を手前にしてシートを軒と平行に広げます。幅10mm長さ8mmの亜鉛メッキタッカー針で固定します。
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シートのジョイントではガイドラインを利用して10~15㎝重ねます。

シートのジョイントではガイドラインを利用して10~15㎝重ねます。
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接着剤エリアを貼り合わせ、上からよく押さえて密着させます。

接着剤エリアを貼り合わせ、上からよく押さえて密着させます。
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または、黒い色のテープ「テスコン・インヴィス」で貼り合わせます。

または、黒い色のテープ「テスコン・インヴィス」で貼り合わせます。テスコンNo1も使用可。
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粗い表面やミネラル系表面にはオルコンFを使います。接着剤をつぶさないように上から軽く押さえます。

粗い表面やミネラル系表面にはオルコンFを使います。接着剤をつぶさないように上から軽く押さえます。
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窓周囲の処理。

窓周囲の処理。
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カーフレックスを使ったケーブルの気密処理。

カーフレックスを使ったケーブルの気密処理。
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梁等へのシート接着。

梁等へのシート接着。
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このシートはすのこ状の外壁向けです。

このシートはすのこ状の外壁向けです。


 
施工事例

ソリテックスをお使い頂いた設計事務所様、工務店様から頂いた写真や、バウマン代表が現場に訪問させて頂き撮った写真を掲載しています。
 


技術データ

プロパティ 素材/物性値 規格
膜組織 TEEE モノリシック  
保護フリース、カバーフリース ポリプロピレン・マイクロファイバー  
 
厚さ 0.60 mm DIN EN 1849-2
重さ 180 g / m2 DIN EN 1849-2
蒸気拡散抵抗係数µ 80 DIN EN ISO 12572
透湿抵抗sd値 ※1 0.05 m DIN EN ISO 12572
火災挙動 E(難燃性)  DIN EN 13501-1
水柱 10,000 mm DIN EN ISO 811 
水の浸透に対する耐性 劣化処理前/後 W1(合格) / W1(合格) DIN EN 13859-2
引張強度(縦/横) 290 N/5cm / 220 N/5cm DIN EN 13859-2 (A)
引張強度(縦/横)劣化処理後 200 N/5cm / 135 N/5cm DIN EN 13859-2 (A)
引張伸度(縦/横) 50 % / 70 % DIN EN 13859-2 (A)
引張伸度(縦/横)劣化処理後 30 % / 40 % DIN EN 13859-2 (A)
引裂強度(縦/横) 220 N / 300 N DIN EN 13859-2 (B)
劣化処理後の耐久性 合格 DIN EN 1297 / 1296
低温での曲げ挙動 -40 ℃ DIN EN 1109
耐熱性 -40 ~ + 100 ℃  
熱伝導率 2.3 W / (m K) 300 
屋外暴露 6か月  
防水性(JIS) 100 kPa 以上 JIS A 6111
要求値:10kPa以上 

※1:湿気の通しにくさを長さ(m)で表現したもの
DIN:ドイツ工業規格 EN:欧州工業規格 ISO:国際規格


製品データ

製品 長さ 面積 重量
ソリテックス・フロンタ・クアトロ・コネクト 1.5 m 50 m 75 m2 14.5 kg



認定

JIS A 6111
防水性
適合品

ZVDH

ドイツ屋根技術協会認定

CE_mark

EU(欧州連合)基準適合マーク