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test of silicate paint 試験、実験

試験 ― 付着性、耐久性、暴露

コンクレタールの塗装から8年経過した建物外壁でクロスカット試験を行いました

concretal_cross_cut

 

試験概要と結果

 
1.塗料
コンクレタール(コンクリート壁用塗料)
 
2.場所
建材試験センター/草加市 建物外壁基礎部分
 
3.内容
塗装から8年が経過した外壁基礎部分の3か所におけるクロスカット試験。
カットの間隔は2ミリ。
 
5.結果
3か所の結果は分類1~3。平均では分類2で良好。
分類について:分類は0~5の6段階。最良が0、最悪が5。

 
 
 
 
 

ファサード塗料のロイヤランと日本のサイディングボードで耐久性試験を行いました

 

試験概要と結果

 
1.塗料
ロイヤラン(外壁用塗料)
 
2.試験体に使用した材料
サイディングボード
エクセレージ14広幅 無塗装(シーラー) 14×910×3030mm (ケイミュー株式会社製)
 
3.場所
カイムファルベン株式会社研究所(ドイツ、ディードルフ市)
 
4.内容
(1)試験体にロイヤランを希釈せずに2回塗装した。使用量は290g/平米。
(2)試験装置QUVの中で試験を行うために、試験体を3枚にカットした。
(3)規格の設定条件(温度23度/相対湿度50%)で5日間乾燥させた後、DIN EN ISO 11 507に基づき試験装置内で1000時間の耐久性試験を行った。
(4)試験終了後、 DIN 53 151に基づき試験体に格子状の傷を付け、DIN EN 1542に基づき剥がれ易さの試験を行った。次いで顕微鏡による試験体表面の観察を行った。
 
5.結果
5.1 蒸気に対する抵抗性試験

照明タイプ タイプ2 UV-A 340
試験サイクル 以下を繰り返す:
(1) 4時間照明を当てる。湿気無し。
(2) 4時間蒸気を当てる。照射無し。
照明を当てる条件 4時間 室温60℃(±3度)
蒸気を当てる条件 4時間 室温50℃(±3度)
照明の強さ 0.89 ± 0.1
試験時間数 1,000時間

 

5.2 UVA光線スペクトラム

royalan_dur_1
 
5.3 試験体の写真
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左:比較参考用の試験体(試験時間:0)
中央:1000時間の試験を行った試験体
(塗料と試験体の密着性が試験体自体の強度を上回ったため、試験体が破壊された)
 
5.4 試験体に対する塗料の密着性
 (DIN EN 1542に基づく密着性/剥がれ易さの試験)
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左:比較参考用の試験体(試験時間:0)
右:1000時間の試験を行った試験体
 
●試験担当者コメント:
試験体に塗布した塗料の密着性は、試験体内部の強さを上回っていた。
つまり、試験体自体の凝集強度は塗料の密着性よりも低い。
試験体の写真を参照のこと。
 
5.5 傷に対する抵抗性(DIN 53 151)
 
↓比較参考用の試験体(試験時間:0)
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↓1000時間の試験を行った試験体
royalan_dur_5

 
●試験担当者コメント
試験体に格子状の傷をつける試験GT1においては、良好な結果が出た。
興味深い点は、この試験によって試験体表面の強度が高められた事である。
 
5.6 試験体表面の顕微鏡観察
 
↓比較参考用の試験体(試験時間:0)

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↓1000時間の試験を行った試験体
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6.結果のまとめ
●ロイヤランは、耐久性試験の前と後の両方で試験体に対する非常に高い密着性を見せた。
●クロスカット試験では、耐久性試験後の試験体の方が良い結果が得られた。
●ひび割れや気泡その他の問題は観察されなかった。
 
7.結論
●このサイディングボードはロイヤランの下地として非常に適している。
 

内装用のビオシールと日本の内装材でクロスカット試験を行いました

 
試験概要と結果
 
1.塗料
ビオシール/白(内装用塗料)
 
2.試験体に使用した材料
内装用珪酸カルシウム板
 
3.場所
カイムファルベン株式会社研究所(ドイツ、Diedorf市)
 
4.内容
塗装:下地調整剤Keim Fixativで処理した後にビオシールの白を2回塗装
保存:標準的な条件(23度、50%RH)で1週間保存
試験:DIN EN ISO 2409に基づくクロスカット試験
 
5.結果
下地調整剤Keim Fixativで基板表面を強化した後にビオシールを塗装し、クロスカット試験を行った。カットの間隔は1~3mm。
biosil_cross_cut

 
【クロスカット試験結果】
評価はGT1~2(良好)
評価について:GT0~GT5までの6段階で行われる。GT0が最も良い。
 
6.結論
付着性は良好。この内装材にビオシールを塗装する場合は、Keim Fixativで下地調整(表面強化)すると良い。

ファサード塗料のロイヤランと日本のサイディングボードで付着性試験を行いました

 

試験概要と結果

 
1.塗料
ロイヤラン/白(外壁用塗料)
 
2.試験体に使用した材料
押出成型セメント板サイディング
ラムダスタンダードパネル/神島化学工業株式会社製
 
3.場所:カイムファルベン株式会社研究所(ドイツ、Diedorf市)
 
4.内容
塗装:ロイヤランの白で2回塗装
保存:標準的な条件(23度、50%RH)で1週間保存
試験:DIN EN 1542に基づく付着強度試験、および、DIN EN ISO 2409に基づくクロスカット試験。
 
5.結果
5-1.付着性試験
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測定値は1.77 N/mm²、1.13 N/mm²で、共に非常に良い数値だった。
1.77 N/mm²は、ミネラル系下地に塗装されたロイヤランに期待される数値である。
(塗料と試験体の密着性が試験体自体の強度を上回ったため、試験体が破壊された)
 
5-2.クロスカット試験(クロスカットの幅は1~3mm)
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評価はGT0で非常に良い結果。
評価について:GT0~GT5までの6段階で行われる。GT0が最も良い。
 
6.結論
この試験材料において、密着性試験、クロスカット試験、共に非常に良い結果が得られた。

ファサード塗料のロイヤランと日本のALCブロックで付着性試験を行いました

 

試験概要と結果

 
1.塗料
ロイヤラン(外壁用塗料)
 
2.試験体に使用した材料
ALCブロック(旭化成)
 
3.場所
カイム塗料株式会社研究所(ドイツ、ディードルフ市)
 
4.内容
(1)試験体にロイヤランを塗装
   1回目塗装:専用希釈剤で5%希釈
   2回目塗装:希釈無し

ALCブロック 試験体1 試験体2
塗装1回目
(ロイヤランを専用希釈剤で5%希釈して塗装)
4.23g 3.98g
塗装2回目
(ロイヤランを希釈せずに塗装)
2.98g 2.67g
(2)23度、50%で7日間保管
(3)付着性試験実施
 

5.結果
 

ALCブロック 試験体1 試験体2 結果(写真参照)
N/mm2 0.61 0.54 下地における破損100%
 
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6.結論
塗料と試験体の密着性が試験体自体の強度を上回ったため、試験体が破壊された。
 

3種類の塗料について長野県で行った暴露試験の結果

 
試験概要

 
1. 試験:暴露試験・凍結溶解サイクル試験

 
2. 場所:長野県
 
3. 試験に使った塗料:シリケート塗料
(1) ロイヤラン(外壁用塗料)
(2) コンクレタール(コンクリート用塗料)
(3) ビオシール(内装用塗料)
 
4. 試験サンプル塗装:2011年4月

試験開始から1年10ヶ月経過した2013年1月での結果
 
写真撮影:2013年1月28日

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↑屋外で 1年10か月経過した試験体
 
試験体の観察:変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび割れ等が無いか目視確認

(1) ロイヤラン(外壁用塗料)
状態は良好で、変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび・剥がれ等のいずれも見られなかった。
ナイフで傷を付けた部分にも剥がれや膨れ等は無かった。
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(2) コンクレタール(コンクリート壁用塗料)
状態は良好で、変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび・剥がれ等のいずれも見られなかった。
ナイフで傷を付けた部分にも剥がれや膨れ等は無かった。
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2012年4月時点での結果(試験開始から1年経過)
写真撮影:2012年4月
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上段:暴露試験1年経過後の試験体
下段:屋内で1年経過した試験体を外に出し並べた

屋内で1年間経過した試験体と、屋外で1年間経過した試験体とを比較し、
両者共に変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび割れ等が無いか確認した。

(1) ロイヤラン(外装用塗料)
両サンプル共に、変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび・剥がれ等のいずれも見られなかった。
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左:屋内で1年経過 右:屋外で1年経過ナイフで傷を付けた部分にも剥がれや膨れ等は無かった

 
(2) コンクレタール(コンクリート壁用塗料)
両サンプル共に、変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび・剥がれ等のいずれも見られなかった。
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左:屋内で1年経過 右:屋外で1年経過
ナイフで傷を付けた部分にも剥がれや膨れ等は無かった

 
(3) ビオシール(内装用塗料)
室内用塗料のビオシールについても暴露試験を行った。屋外で1年経過した後も状態は非常に良好。
変色・退色・チョーキング・膨れ・ひび・剥がれ等のいずれも認められなかった。

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上:屋内で1年経過 下:屋外で1年経過
 

燃焼実験

樹脂系塗料 vs. シリケート塗料
 
画面の左:樹脂塗料
画面の右:カイムのシリケート塗料
ペーパータオルに塗料を塗り乾燥させて燃焼実験を行いました(ペーパータオルの端は塗装無し)。
シリケート塗料を塗ってある所で炎が消えます。

場所:カイムファルベン研究所(ドイツ)

ビニールクロス vs. 内装用ビオシール

 
画面の左:一般的なビニールクロス
画面の右:壁紙の上に内装用ビオシールを塗ったもの